誰にでも、体の声があるのではないかと思う。
病院で検査をし、数値結果はどうであれ、症状とこれまでの治療パターンで薬物の投与をすすめられたのだが、どうしてもそちらに心が傾かない。だって快復しつつあるんだよ。
症状を和らげる薬を飲み続けるのは嫌だ、でも、本当に骨が曲がったらどうしよう?と押し寄せる不安もありながら、そういえば「もっと勉強したほうがいいよ」と半分小馬鹿にされながら先生に言われてたなと思い、様々な本を読み反応の良い物をとりいれていく日々。

ピークの痛みが生じた12月から、早4ヶ月。
私の予定では(笑)、2月の新年から治る予定だったけれども、長年の積み重ねで培ってきたウミを出すには、それだけの月日が必要なのだと、焦らないことにした。時に不安や楽な方に流れそうだったけれど、「治したい、治る」という心の声に耳を傾け、気持ちを和らげ深呼吸をする。

おかげで様々な本や治療法に出会い、何より自分の心と体に毎日向き合うことができた。
見直してみると、病気になる要因がたくさんあり、一つひとつをクリアにしていく。
寝てる間の環境や呼吸、気をつけているようで抜けている日々の食生活、緊張をほぐす時間や行為、思考。
寝起きに50度の白湯を400位飲んで、ヨガにあいうえ体操をして腹式呼吸で整え、ミネラルとプロテインをしっかり飲んで、5本指ソックスをはき、お風呂でストレッチして夜寝る前にまたヨガと腹式呼吸を行う。
酵素風呂や鍼灸、ヨガは、私にとって良いようで2ヶ月目から徐々に効果が現れてきた。手のこわばりが少しずつほぐれ軽くなり、腫れも随分引いてきた。

だけれども、そう、一つひとつを真面目に一生懸命やり過ぎるから、またそれが気持ちに負荷をかけるみたい。。。じゃ、どうすればいいんだ・・・と思いながら、とある病院の扉を開けた。
グッときた。
医療については、医者も患者も価値観や考えが異なり、どれが正解というのは人それぞれだと思う。
今の医学は発達していて、それで命が助かる人もたくさんいるし否定はしない。
だけれども私は、先生が私のことを人としてちゃんと診てくれて背景も知ってもらった上で、治療を提案してくださる先生がいい。そんな先生に会えた気がする。

「これなら飲まなくて正解ね、あなたのアプローチ(治療)いいと思うよ」
「先生、本当?」
「うん、でも頑張り過ぎないこと。それが一番問題。生きてることが素晴らしいのだから、細かいことはいいのよ。そんなに気張らなくて」

「先生、治る気がする」
「それが大事!」
「先生好き」
「ありがとう、苦労してるからいろいろとね・・・」

要約するとこんな感じなのだが、本当に気持ちが楽になった。そして、薬物を使わない免疫療法にトライすることにした。

もうすぐ44歳。人生80年とすると折り返し地点から一歩ずつ進んでいく年。
そんな折に病気のおかげで、健康でいられるための様々なことを考え、実践できていることをありがたく思う。
早く治ればと思うけど、焦らない。
私のようにたくさんの疑問と不安を抱え、自分の体と向き合っている人に何か私で役に立つことがあればと切に願う。